先日来院された患者さんのお話です。
知人にギックリ腰には鍼灸治療が効くと聞いて、近くの治療院に鍼灸治療を受けに行ったそうです。
ギックリ腰は以前に数回なった経験があり、繰り返すので今回初めて鍼灸治療で根本から治したいと思い、受診されたとの事でした。
受付を済まし、特に検査もなく簡単な問診のみで、ベッドに案内され鍼灸治療をする事になったそうです。
痛い箇所の確認の後に鍼を刺され、鍼に電気を通し筋肉を緩めるパルス治療を行ったそうです。
その時は全く痛くなく、15分ほどうつ伏せになった状態で治療が終わりました。
先生の「さぁ、いいですよ。起き上がって下さい」との声で起き上がろうとすると、ズキッと鋭い痛みが腰に走って、立ち上がれなくなったそうです。
結局そのまま30分ほどベッドに横になって自宅に帰れたとの事でした。
数日後、少し痛みが引いたので当院に来院された経緯でした。
腰痛というのは様々な原因により起こります。
普段から腰に負担がかかる事が多い。
咳や体制を変えた時に急に。
その他にも内科的疾患により起こる腰痛もあります。
この患者さんがなぜ治療を受けたのにこの様なことになったのか、その要因を解説します。
①治療中に腰に負担のかかる姿勢
治療中、ずっとうつ伏せでいた事によって痛くなった可能性。腰の骨は前弯しているのが普通ですが、うつ伏せ状態ですと更に腰が反った状態になり、腰に更に負担をかけてしまいます。
初診時には問診と共に、姿勢を見る検査も必ず必要と考えます。
②鍼灸治療自体の刺激量の問題
鍼灸治療、特に鍼治療は鍼を身体に刺入させ直接筋肉を緩める事が出来ますが、勿論刺し方や刺す深さに寄って、マッサージよりも刺激の強い物になります。
ましてや電気を通すパルス治療となると、更に刺激が強く、初めて鍼をする身体にとってはとても強い刺激量になります。
適度な刺激は筋肉を緩める事につながりますが、加減を間違えると逆に筋肉を硬くし、痛みが増してしまう事になります。
人の身体は一人一人違いますので、治療には一概にこれが効く、これが原因とは言い切れませんが、何よりも痛くなった経緯や、これまでの治療で起こった身体の反応など、治療をしてくれる先生とのコミュニケーションが治療内容と同じくらい重要と考えます。
泉南郡 熊取にある
筋肉と関節の専門治療院
ゆかり整体整骨院
〒5900406 大阪府泉南郡泉南郡熊取町大久保東大久保東2丁目8−16
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